2019年11月22日(金)~12月2日(月)まで、ギャラリーQで「わたしの表現~春夏秋冬~」展を開催しました。今回の作品は、5つの事業所の絵画活動を通してそれぞれ制作されたものでした。作者の視点で季節の移りかわりを眺め、写しとったものを展示しました。
たくさんの方にご来場いただきありがとうございました。
ころーれでも作品展へ行きました。感想を利用者のTさん、Sさんが記事にまとめました。
ご紹介します。
わたしの表現~春夏秋冬~
大津市中央区丸屋町商店街内にあるギャラリーQで行われていた、おおつ福祉会作品展「わたしの表現~春夏秋冬~」に行ってきました。
小さいものから大きいもの、陶芸に絵画など幅広い芸術作品が展示されていて、各作品のどれを見ても独特で見ていて楽しくなるような作品ばかりでした。個人的に気に入っている作品は、陶芸だと「ゾウさん」絵画だと「ウメとトリ」が個人的に気に入りました。
おおつ福祉会は年に1回ほど今回のような作品展を出展しています。次回開催した時にぜひお越しください。
(記事Tさん)
~手作りの、個性あふれる作品たち~
11月27日、私はころーれのみなさんと大津市内のギャラリーにて開催されたおおつ福祉会各事業所さんの合同作品展を見学しました。
私は、ころーれでお世話になるまでこのような作品展には興味はありませんでした。しかし、一度興味を持ってみようではないかという思いがあり、この27日の見学の数日前の
24日にもプライベートで家族と一緒に見学しました。
ギャラリーは商店街の中にある小さな建物なのですが、天井を見上げると一部に建物の梁(はり)が備わっているのが見られ、この建物の歴史を感じる事ができました。
作品は絵画や陶芸などが中心で、どの作品も手作りならではのぬくもりや個性のあるものでいっぱいで、私は「作品の上手・下手関係なくどの作品も個性があっておもしろいなぁ。」と思い、まさしく岡本太郎さんの有名なことばが頭の中にあてはまるような気がしました。
数々の作品の中での私のお気に入りの作品は、社会就労センターこだまさんの利用者さん制作した絵画「ミカン・レモン・こたつ・ぼく」という作品で、ほのぼのとしていて見ているわたしたちも思わず笑ってしてしまう作品でした(24日に見学した私の家族も、この作品が一番のお気に入りです)。
また、一番私がこの作品はすごくよくできているなぁと思った作品は、伊香立の杜木揮さんの利用者さんが制作した「お月見」と「生命」の2作品で、この2作品はともに、遠くから見た目ではわからないのですが、近くで見ると、シュレッダーで細かく切った紙に、木工ボンドと絵の具を混ぜて立体化させてあることが分かり、作った人の発想力に驚かされました。このほかにも、荷物の梱包の時によく使われる緩衝材(プチプチ)を利用した作品も面白い作品だなぁと思いました。
私は今回の作品展で、自分の考えにしばられない自由な発想を持つと思いがけない発見があるんだなぁと改めて実感しました。この先私の目のまえには、どんな発見があるのだろうと思いました。
(記事Sさん)
作成日2019/12/11
Comments